歯並びのQ&A faq

子供の矯正「1期矯正のみで終了できる」ケースとは

2021年12月10日 (金)

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子供の矯正は1期治療と2期治療の2つの時期に大きく分けられます。そのうちの1期治療のみで矯正を終了させたいと希望される患者さまは意外に多いものです。そこで今回は、2期治療を行わずに1期治療だけで小児矯正を完結できるケースについて解説します。

 

▼1期治療で歯並びが良くなったケース

 

1期治療は、あくまで前歯のかみ合わせや顎の骨の発育を正常にすることが主な目的であり、歯並びをきれいに整えることは難しいです。とはいえ、一部の症例では1期治療だけである程度、歯並びがきれいになることもあります。そうしたケースでは、2期治療を行う必要がなくなります。

 

▼通院が困難となったケース

 

子供の矯正に対するモチベーションがなくなったり、引っ越しなどで通院が困難になったりしたケースでは、1期治療のみで矯正を終了することになります。実際は歯並びの問題を残したまま治療を終えることになるため、理想に近い歯並びには仕上がりません。

 

▼1期治療はあくまで準備矯正

 

1期治療は、すべての永久歯をきれいに並べるための土台作りであり、あくまで準備矯正です。そのため、基本的には2期治療まで受けた方が良いといえます。

 

▼まとめ

 

このように、いくつかのケースでは子供の矯正を1期治療で終了できることがあります。小児矯正は2期治療まで絶対に行わなければならないというものでもありませんので、その点はご安心ください。大切なのは、お子さまの歯並びの治療のゴールをどこに設定するかです。

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