歯並びのQ&A一覧
矯正治療が原因でできる「白い」虫歯とは
矯正治療中には「白い」虫歯ができることがあります。虫歯というと、「黒い」色をしているのが一般的なので、そもそも白い虫歯が何であるのか、よくわからない方が多いことでしょう。 ▼白い虫歯は「初期う蝕(しょく)」 白い虫歯は、専門的には初期う蝕といいます。発生して間もない虫歯で、歯の表面にはまだ穴が開いていません。こ …
矯正治療には歯根が溶けるリスクがある?
歯列矯正は、悪い歯並びを治すための治療ですが、いくつかのリスクを伴います。そのひとつが「歯根吸収(しこんきゅうしゅう)」です。 ▼歯根吸収とは? 歯根吸収とは、文字通り歯の根である歯根が溶けていく現象で、根尖性歯周炎(こんせんせいししゅうえん)のような病気にかかると起こりやすいです。それがなぜ歯並びの治療で起こ …
矯正で歯茎が下がる原因と対処法を解説
歯茎が下がる現象といえば、まず歯周病を思い浮かべる人がほとんどでしょう。歯周病にかかると歯茎に炎症が起きて、徐々に下がっていきます。そうした歯肉退縮(しにくたいしゅく)は矯正でも起こることをご存知でしょうか? ▼そもそもなぜ歯茎が下がるの? 歯茎が下がるのは、歯周組織である歯肉や歯槽骨が破壊されるからです。単に …
下の6歳臼歯が矯正治療で大切な理由
大人の歯である永久歯は、親知らずを除くと全部で28本生えてきます。それぞれ異なる形をしており、担っている機能も大きく違います。その中でもとくに重要なのが「6歳臼歯」とも呼ばれる奥歯です。専門的には第一大臼歯といい、矯正治療においても重要な役割を果たします。 ▼歯を移動する時の固定源となる 矯正治療で歯を動かす際 …
歯並びとお口の機能の関係について
歯並びが担っている機能は、「噛む」ことだけではありません。その他にも「飲み込む」「発音する」「呼吸する」ことに強く関与しています。今回はそんな歯並びとお口の機能の関係についてわかりやすく解説します。 ▼そしゃく機能 食べ物を噛み砕き、すり潰す機能です。歯並びが悪いとかみ合わせも乱れ、そしゃく能率も大きく減少しま …
残った歯の本数と全身の病気との関係について
残った歯の本数が減少するほど、歯並び・かみ合わせの異常は悪化します。それはすんなり理解できる方も多いかと思いますが、残存歯数と全身疾患の関連となると、なかなかイメージしにくいことでしょう。 ▼歯の本数が減ることによる悪影響 歯の本数が減ると、歯並び・かみ合わせが悪くなります。その結果、そしゃく能率が落ちて、よく …
歯並び・かみ合わせの異常と残った歯の本数の関係
歯並び・かみ合わせの異常を専門的には不正咬合(ふせいこうごう)と呼び、残っている歯の本数と強い関連が認められます。 ▼残存歯が多いほどかみ合わせは良くなる 当然ですが、残っている歯の本数が多ければ多いほど、歯並び・かみ合わせは良くなります。例えば、28本の永久歯がすべて残っているケースと、虫歯や歯周病で歯を失い …
矯正では1ヶ月で歯はどのくらい移動する?
矯正歯科治療は数年間に及ぶため、日々、歯が移動しているのを実感するのはなかなか 難しいものです。それでもやはり1ヶ月でどのくらい歯が動くのかは、目安として知っておきたいですよね。 ▼部位によって動く量が異なる 私たちの歯は、お口の中に露出している「歯冠(しかん)」と歯茎の中に埋まっている「歯根(しこん)」 …
矯正治療で歯が動く仕組み・メカニズムとは?
歯並びは生まれ持ったものなので、自力で変えることはできません。無闇に力を加えて歯を動かそうとすれば、歯茎や顎の骨の炎症を招くだけでなく、場合によっては歯が折れてしまいます。そう考えると、矯正治療で歯が動く仕組みはとても興味深いですよね。 ▼歯が移動する時に起こっている現象 矯正治療では、比較的弱い力を加えて、地 …
矯正治療はどこの歯医者で受けても効果は変わらない?
虫歯になった時は、緊急性も高いことから、家や職場から近い歯医者さんをとりあえず受診することかと思います。歯科医師であれば、虫歯治療を行えない先生はいないので、そうした選び方も決して誤っているとはいえません。一方、矯正治療ともなると話は変わります。 ▼矯正治療の効果は歯医者さんで大きく異なる? 矯正は、歯科の治療分野の中でも極めて専 …
2021年11月24日 (水)
カテゴリー : 小児矯正 , 成人矯正